授業紹介「教育課程論」

 この授業は、幼小履修モデルの学生を対象とした、小学校教員免許取得のための科目です。
 学習指導要領を中心とした教育課程(カリキュラム)の基礎を学んだ上で、食育やシティズンシップ教育、ESD(Education for Sustainable Development)、オルタナティブ教育などの応用的なカリキュラムの学習へと続いていきます。

授業の様子

 近年はカリキュラム・マネジメントやSBCD(School-Based Curriculum Development)など、カリキュラム作りの力がより求められるようになっています。そのため、知識を身につけるだけでなく、修得した知識を活用できるようになることが重要です。
 そこで、講義と並行して行う自己学習として、修学旅行の計画と事前事後学習の単元計画・学習指導案の作成に取り組みます。授業の最終回では、各自で作成した計画案のセットを全員で共有してグループディスカッションを行い、各グループ内で一番受けてみたい授業を選出して発表を行います。写真はそのときの様子です。


 「こういう授業がしたい!」という理想像を思い描きながら授業を構想することができる魅力的な教師として巣立ってほしいと願っています。