子育て広場「はるにれ」見学
児童学科では、1年生全員が、児童学の総合的理念と児童学の枠組み・領域について理解を深める「児童学基礎演習」という科目を履修します。この授業では、6月に大学内にある子育て広場「はるにれ」のプレールームを見学しています。今回は、見学した1年生に気づいたこと、感想を語ってもらいました。
今回お話を伺った人
児童学科1年生(インタビュー時)
児童学科1年生(インタビュー時)
はるにれの「プレールーム」を見学して印象に残っていることはありますか? まず、巽(たつみ)さんはどうですか?
2歳児くらいの男の子がブロックを並べて遊んでいたんですけど、お父さんが何かそれを手伝うように一緒に並べて遊んでいるところが印象的でした。
大好きなお父さんと一緒に遊べるところはすごい素敵だなと思いました。
では、岡田さんはどうでしょうか?
実は高校生の時、学校説明会で一度見ていました。その時、案内してくれた先輩が部屋の装飾について説明されたんです。
だから私はまず、部屋の装飾の方がすごい気になって。今回、梅雨の時期で天井から雨粒のような装飾がなされていて、「あっ、こういうふうになるんだ」と思いました。
それぞれ感じ方に違いがあるんですね。お父さんが遊んで場面や保育において大切な環境構成に着目するところなど、鋭いですね。
では次に、入学後すぐの6月に「プレールーム」を見学しましたが、この経験がその後の学びにつながりましたか?
今、「子どもと環境」という授業を受けているんですが、プレールームで見た、木のおもちゃが多かったことや、机やいすの高さなどが、子どもが向けに配慮されていることが授業の学びを通して改めて実感できました。
自分の経験したことと学びがつながったということですね!
私は「発達心理学」という授業が好きなんです。ただ、プレールームを見学した時は、子どもが何ヶ月くらいとか1歳児くらいとか全然分からなかったです。
今だったらちゃんと勉強してるからこの子は今何か月くらいで、これくらいまで発達してるんだ、って分かると思います。
すごいですね。見学での体験が学びの原動力になっているということですね!
では最後に、学内に親子が集うプレールームがあることをどう思いますか?
私は子どもだけではなく、保護者とも連携できる保育者になりたくて、この学校に入ったので、プレールームがあることは、私が学びたいことととてもマッチしています。早くボランティアしたいなと思ってます。
共立女子大は都会の学校だけど、遊ぶことが学びの子どもにとって遊ぶ場が大学内にあることはすごくいいことだと思うし、私たち学生からしても、普段小さい子に関わる機会がないので、そういう機会をつくれるのは、すごいなっていうふうに思います。
今回は貴重なお話ありがとうございました。ぜひ、今後もボランティアや授業を通してプレールームで親子と関わってみてください。