
2025年度より共立女子大学 家政学部児童学科の客員教授になられた長谷川義史先生の絵本ライブが2025年9月27日(土)に実施されました。午後の第2部は、長谷川義史先生と児童学科教員によるトークセッション。絵本が家庭・学校・地域をつなぐ力に加え、先生の創作の原点と本学との関わりが語られました。

第2部のトークライブでは、児童学科の田代幸代教授が聞き手となり、長谷川先生が本学の客員教授に就任された経緯、絵本作家を志すようになった道のり、絵本づくりへの思いなどを伺いました。事前に寄せられた学生からの質問にも丁寧に答えてくださり、先生の人柄や創作にかける情熱が伝わるひとときとなりました。


就任の背景として、子ども文化を「体験として学ぶ」という本学科の方針と、先生の“ライブで伝える”実践が高く響き合ったことが紹介されました。続いて語られたのは、創作の原点。
「はみ出していいから、絵の具をたっぷりつけて自分の感じたものを描いてみなさい」
小学校の図工の時間に、太い筆を使い枠にとらわれずに表現する喜びを恩師に教わったそうです。
これが長谷川先生の絵本の原点だとわかりました。
