小学校教育実習(事前事後指導2024-2025)

 2024年後期から教育実習の事前指導を受け、5月から7月にかけて教育実習にいきました。4週間の教育実習の中で、多くの授業実践を経験させていただくことができました。校長先生や実習担当の先生の講話、配属学級以外の学年の授業参観、学校行事への参加、校外学習、授業実践、振り返り等を通して、小学校現場でしかできない多くのことを経験し学びを深めることができました。

 今回の教育実習では、配属学級の先生方の学級経営のもとで授業を行いました。整えられた環境で実践をさせていただいたことを忘れず、今後はご指導・ご助言いただいたことをもとに自分の課題解決に取り組み、学び続けてほしいと思います。

中間報告(2週間を終えて)

配属学年は2年生でした。とても元気で、のびのびとした児童が多いクラスです。業間休みや昼休みは外で遊ぶ児童が多く、外で遊んでいると他学年の児童も『入れて!』と声をかけてくれて、毎日一緒に楽しく遊んでいます。児童がたくさん話しかけてくれたり、お手紙や絵を渡してくれたりするのがとても嬉しいです。

1週目は、管理職や安全部、養護教諭の先生方の講話を伺い、各教科の示範授業を見せていただきました。先生方によって指導方法はさまざまで、とても勉強になりました。

2週目からは朝の会や実践授業が始まりました。自分のクラスと隣のクラスで同じ内容の授業を行いました。児童が目を輝かせて一生懸命授業を受けてくれて、たいへん嬉しかったです。

初めての授業では、私が意図した内容と少しずれた発言が多く見られましたが、先生方からのご助言を受け、反省を生かして2回目は発問や板書の書き方を工夫したところ、1回目よりも改善が見られました。発問や板書の大切さ、また学級が変わると授業の雰囲気や発言が異なることを実感しました。改めて、先生方の偉大さと、児童の実態に合わせて授業を考えることの大切さを学びました。

指導案作成や授業準備では戸惑うこともありますが、ご指導いただいている先生方がいつも明るく温かく接してくださり、先生方や児童のおかげで楽しく取り組めています。

残り2週間となり、嬉しいような寂しいような気持ちです。最後まで精一杯頑張ります。

配属学級は3年生でした。元気で仲が良く、友達と助け合える学級だと感じます。初日から、休み時間には外で鬼ごっこをしています。他学年の児童とも一緒に遊んでいます。私の誕生日には、配属学級の児童だけでなく、隣の学級の児童からも手紙や折り紙をもらい、たくさんの児童に祝ってもらえて幸せでした。毎日楽しく児童と関わることができています。配属学級での先生の授業を参観し、児童が自ら気づくことができるように言葉をかけられていたり、主体的に学べるように発問をされていたりする姿から、児童を引き込む術を学ぶことができました。また、授業だけではなく、学級のつくり上げ方も学びました。日々の学校生活の中で、児童にみんなが気持ちよく過ごすためにはどうしたらよいのかなどを、自分ごととして考えられるように問いかけていたり、帰りの会でその日にあったうれしかったことや友達のよいと思ったところを発表する機会を設けていたりしました。先週からは実践授業をさせていただき、先生方の児童を引き込んでいく言葉や雰囲気のつくり方のすごさを改めて感じ、私も残り2週間で少しでも近づきたいと思いました。

そして、この2週間で配属学級だけでなく他学年のさまざまな教科を参観させていただきました。1年生では学校生活に慣れるよう一つ一つ丁寧に指導されていること、高学年になるにつれて宿題など自分でやることを決めて行えるよう、先生方が体制を整えて見守っていることなどを学びました。

最後に、指導教官を含め、学校の先生方が親身になって相談に乗ってくださったり、優しく温かく接してくださったりするおかげで、毎日充実した楽しい実習を送っています。恵まれた環境に感謝して、残りの2週間もたくさんのことを吸収し、楽しんで取り組みたいと思います。

4週間の振り返り

事後面談・事後指導を終えて