• トップ
  • 学び
  • 【授業紹介】小学校教育実習(事前事後指導)前半

小学校教育実習(事前事後指導)

 2025年5月から始まる教育実習に向けて、事前事後指導の授業が始まっています。教育実習に向けての心構えや諸注意、提出書類等の説明を行うほかに、多くの実践的な活動も取り入れています。具体的には、「先輩からの講話」や「模擬授業」「元小学校長の講話」などです。

 第1回は、全体でオリエンテーションを行い、教育実習に向けての学修内容や半年間の見通しを共有しました。

 第2回の授業では、教育実習を終えたばかりの4年生3人から、「事前事後指導」や「教育実習」、「3年生からの質問」などについて話をしてもらいました。4年生からは、教育実習を終えた今だから伝えられる事や、実習前にやっておくとよいこと、教育実習までの不安な心境とそれを払拭するような楽しい経験、授業をすることの面白さや難しさなど、3年生に向けて応援のメッセージも伝えてくれていました。

4年生からの講話場面
全体からの質疑応答場面

グループでの交流場面①
グループでの交流場面②

 第3~5回は、模擬授業に向けた説明や教材研究です。友達にアドバイスをもらったり、自分で準備したりと、見通しをもちながら行いました。

 第6~8回は、模擬授業の実践です。一人ひとりが学習指導案を書き、授業を行っていきます。今年度は、国語・算数・道徳の3教科にしぼり、グループ別に模擬授業を行いました。教師役と児童役に分かれ、それぞれの立場から見えてくるものを共有しました。指導内容や指導方法など、互いに良い点や改善点を伝え合い、授業力や生徒理解力を高めようという姿が見られました。指導教員からは、現場での経験をもとに、見落としがちな子どもの思考の流れや、細かな支援・手立てなどについて助言することで、学生は学びを深めていました。

模擬授業「道徳」
模擬授業「算数」

模擬授業「国語」