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家政学部児童学科の境愛一郎 准教授の著書を紹介します
2025年2月15日に家政学部児童学科の境愛一郎 准教授が、編著「空間・時間・人を拡げる 保育環境の構成: これまでの枠を超えれば「ワクワク」がみえてくる」(中央法規)を出版されました。子どもも大人ももっとワクワクできる保育を創造するための実践事例、アイデアを多数掲載しています。
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以下、境愛一郎 准教授による「はじめに」を紹介させていただきます。
保育において、環境を考えることは基本中の基本です。しかし、無意識のうちにさまざまな「枠」に囚われ、実践が行き詰まる、園生活に切れ目が生じる、資源や人材が活かされないということも多いのではないかと思います。
本書は、そうした「枠」を逆手に取り、子どもも大人ももっとワクワクできる保育を創造するためのアイデアブックです。これまで注目されてこなかった空間や時間の魅力を活かした実践、職員の多様な働き方や活躍の仕方を創出する試み、地域やそこに暮らす人々とより豊かな関係構築を目指した取り組みなど、全18事例を紹介します。保育が目まぐるしく変容するいまだからこそ、これまでの環境を見つめ直し、これからの展望をともに描き出していきましょう。
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